XPEL(エクスペル)プロテクションフィルム

XPELのプロテクションフィルムは、高品質なポリウレタン素材で作られた透明な保護フィルムです。Ultimate Plus（光沢仕上げ）やStealth（マット仕上げ）といったラインナップがあり、いずれも飛び石・擦り傷・紫外線・酸性雨などから車体を強力に守ります。

すべてのXPELプロテクションフィルムには、高い透明度と優れた自己修復機能があり、美観を損なわずに愛車の塗装を長期間保護します。

カーコーティングは薄い被膜で汚れを防ぎ、水弾きや艶を高めます。しかし飛び石などの物理的ダメージは防ぎきれません。

一方、XPELプロテクションフィルムは分厚いフィルム層が直接ダメージを吸収します。物理的衝撃に対して圧倒的に強く、塗装を完全に保護します。

XPELは大きく2種類のフィルムを提供しています。

• Ultimate Plus: 光沢仕上げ。オリジナル塗装のツヤを活かしたまま強力保護。
• Stealth: マット仕上げ。マット塗装をそのまま守るか、グロス塗装をマット調に変化させたい場合に最適。

どちらも自己修復機能が備わっており、傷がついても温度の上昇によって表面が元通りに戻ります。仕上がりの好みで選んでも保護性能は同一です。

XPELのプロテクションフィルムは10年保証を提供しています。紫外線や経年劣化、黄ばみ等に対する性能を公式に保証しており、少なくとも10年間は確実に高い保護効果を維持します。

ただし適切な洗車・ケアを行わない場合、フィルムの劣化が早まります。定期的なメンテナンスを推奨します。

XPELプロテクションフィルム施工車両には、手洗い洗車を推奨します。

ブラシ式の自動洗車機も使用可能です。近年のブラシは柔らかい素材が多く、適切にメンテナンスされていればフィルムを傷める心配はほとんどありません。

一方で、ノンブラシ高圧洗浄式洗車機（タッチレス洗車機）は、非常に強い水圧がフィルムの端部に直接当たってめくれや剥がれを引き起こすリスクが高いため推奨していません。

手洗い時に高圧洗浄機を使う場合も、フィルムの端から十分に離して噴射し、端部に直接強い水流が当たらないよう注意してください。

XPELプロテクションフィルムは純正塗装を傷めずに剥がすことが可能です。塗装が健全であれば、剥がし作業を行っても下地塗装が剥げることはありません。糊残りも専用剤で完全に除去できます。

再塗装車や劣化した塗装面は、剥がす際にダメージを受ける可能性があります。

施工費用は、使用するフィルムの面積と車両形状（施工難易度）によって変動します。

1枚のフィルムシートに複数のパーツデータをまとめるほど無駄が少なくなるため、部分的な施工だけを単体でご依頼いただく場合は、シートの余白が多くなり割高になります。

逆に、フロントフル〜フルパッケージ施工ではシートを効率的に使えるため、価格的にもお得な設定が可能です。

お見積もりは車種別に正確に算出しますので、お問い合わせ時に車種や施工範囲をお伝えください。

XPELのプロテクションフィルム施工はプロ専用の工程です。

XPEL社は車種ごとの正確なプレカットデータ（DAP）を用い、気泡やシワを完全になくす施工を行います。DIYでは正しい設備や専用ツールが不足し、完璧な仕上がりを実現できません。

確実な保護性能を求める場合、XPEL認定の施工店に依頼することが必須です。

XPELプロテクションフィルムは、塗装面以外の光沢がある部分にも施工できます。

ヘッドライトには、飛び石防止と黄ばみ抑制（UVカット99%）の効果があります。

ピアノブラックなどの内装パネルに貼れば、爪傷や摩擦傷を防ぎます。

ただし、シボ加工の樹脂パーツなど表面が粗い部位には施工できません。

フロントガラス専用の透明保護フィルム「ARMORTEK（アーマーテック）」があります。

この製品は高い透明度と衝撃吸収性能を持ち、飛び石やワイパー傷からフロントガラスを保護します。さらに紫外線（UV）を99%カットできるため、車内の劣化や日焼けを大幅に抑制します。

耐久性は1年～2年程度です。

ARMORTEKを施工することで、フロントガラスを高水準で保護しつつ、紫外線対策も同時に行えます。車検基準を確実に満たすためには、施工前後で可視光線透過率を測定することを推奨します。

XPELが推奨するFUSION PLUSセラミックコーティングをプロテクションフィルムの上に施工すると、汚れや水滴を強力に弾き、洗車回数を減らせます。

• 撥水性能が高まり、虫汚れや泥汚れを簡単に落とせます。
• 光沢が増し、フィルム全体の美観がより際立ちます。
• 定期的なメンテナンス洗車だけで、常に最高の仕上がりを維持できます。

XPEL FUSION PLUSはプロテクションフィルムとの相性が完璧であり、XPEL純正ならではの最高の組み合わせです。