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Body Ceramic Coating / ボディセラミックコーティング

美しさと耐久性を兼ね備えた
最高品質のセラミックコーティング

世界最高峰の保護技術で愛車を守る

Ceramic Coating

セラミックコーティングとは

セラミックコーティングとは、クルマ塗装の表面にセラミック成分の薄い膜を形成することで様々なダメージから塗装面を保護し、新たな機能性を付加する表面処理技術のことです。塗装表面と化学的に結合し硬化するこのコーティングは、厚くて硬い被膜を形成するため、傷や化学薬品、紫外線などから長期間ボディを守ります。

当社では2つのブランドのセラミックコーティング、「セラミックプロ(CERAMIC PRO)」と「ファインラボ(FEYNLAB)」を取り扱っております。

最大の特徴は多層施工が可能であること。層を重ねることで被膜の厚みが増し、より高い保護性能を実現できます。また、深みのある艶強力な耐久性を兼ね備え、メンテナンス次第では5年以上の耐久性を誇ります。

この強固なセラミック層の実現のために、セラミックコーティング剤の均一塗布からふき取り仕上げまでの工程で熟練した技術が必要ですが、実はその前工程である超平滑な下地づくり工程がとても大切になります。その理由は、平滑な塗装平面を実現できないと深い艶と光沢のある仕上がりをご提供できないからです。

当社ではこの下地づくり工程を大切に考え、長い時間をかけて行っています。洗車に始まり粘土による鉄粉除去作業、そしてポリッシングや仕上げに至るまで時間をかけ丁寧に行うことでキズの見えない塗装面を作り上げます。このように繊細丁寧で時間をたっぷりかけた工程を経ることで美しく耐久性の高いセラミックコーティングをご提供しています。

ガラスコーティングとセラミックコーティングの違い

両者とも主成分はSiO₂(シリカ)ですが、セラミックコーティングは結合力を高める添加剤を含み、性能面で上回ります。以下に主な違いをまとめます。

1. 耐薬品性・耐熱性

セラミックコーティングは酸性・アルカリ性の薬品にも強く、また耐熱温度も非常に高いため700〜800℃の高温部位(ブレーキキャリパーやマフラー)にも対応可能。ガラスコーティングは薬品や熱にやや弱く、使用範囲に制限があります。

2. 被膜の厚さ

ガラスコーティングの厚み約0.3ミクロンに対し、セラミックコーティングは最大10ミクロン以上。被膜の厚さが保護性能を左右します。

3. 艶の質感

ガラスコーティングは硬質でシャープな輝き、セラミックコーティングは深みある艶感を演出。

4. 耐久性とコスト

ガラスコーティング:3〜5年程度で再施工が必要になる一方、セラミックコーティングは適切なメンテナンスで5年以上の持続性が期待され、長期的にはコストパフォーマンスが高いのも特徴です。

セラミックコーティングのメリット・デメリット

メリット

  • 層の追加による性能強化(防汚性・耐スクラッチ性向上)
  • 施工可能範囲が広い(ボディ・ホイール・ガラス・内装・幌など)
  • 自己修復機能付き製品あり
  • 長期間にわたる美観維持と資産価値の保持

デメリット

  • 初期費用が高め(車種によっては数十万円)
  • 施工に時間がかかる(多層施工のため)

取扱製品 – 4つのセラミックコーティング

当社では、お客様の愛車に最適なコーティングをご提案するため、4種類の高品質セラミックコーティングを取り扱っております。それぞれの特性をご理解いただき、お車の使用状況や予算に合わせてお選びいただけます。

製品名 主な特徴 耐久年数 おすすめの方
Ceramic Pro ION 最高級のプレミアムコーティング。最大5層の分厚い被膜で強力な保護力。光沢と耐久性に優れる。 最大10年 長期所有予定の高級車、新車に最高級の保護を求める方
FEYNLAB HEAL PLUS 自己修復機能搭載。洗車キズなどが太陽光や温度上昇(約50℃)で修復される。4層構造で高い耐久性。 約7年 日常的に使用する車両、洗車キズを気にする方
FEYNLAB CERAMIC バランスの取れた性能と価格。高い光沢と十分な耐久性を兼ね備えたスタンダードモデル。 約5年 コストパフォーマンスを重視する方
FEYNLAB MATTE CERAMIC マット塗装専用。マット質感を維持しながら保護性能を発揮。UVダメージからも保護。 約3年 マット塗装車のオーナー

Ceramic Pro ION

超高硬度のセラミックコーティング、「セラミックプロ イオン」(Ceramic Pro ION)により、ほぼ半永久的なシールド力を実現。超疎水性・耐紫外線性・耐薬品性・耐スクラッチ性、そして美しく深い高光沢を発揮します。2レイヤーから5レイヤーまでの4コースを準備しています。

世界80カ国以上で施工されるプレミアムブランド。ボディ外板用コーティングはもちろん内装用(レザー・ファブリック)、ガラス、マフラーなど専用製品が豊富。最新モデル「Ceramic Pro ION」は従来の「Ceramic PRO 9H」より分子密度が高く、耐久性・防汚性・耐摩耗性がさらに強化されています。

被膜の特長: 最大5層+トップコート1層の分厚いコーティング被膜
膜厚: 6層(ベースコート5層+トップコート1層)構造/最大10ミクロン~
おすすめの方: 多少コストがかかっても一度の施工で長期間の効果を求める人
持続年数: 10年程度
施工日数: 約3~7日 ※施工レイヤー数によって異なります

Ceramic Pro ION メンテナンスガイド

先進的な保護テクノロジーのためのケア方法。

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FEYNLAB HEAL PLUS

キズ自己修復機能をもつセラミックコーティング「ファインラボ」(FEYNLAB)ヒールプラス(HEAL PLUS)。約50℃の熱を加えると小キズは消えてしまいます。太陽光で塗装が温められることで洗車キズや渦巻き状のキズが消え施工時の光沢ある塗装面が復活します。

セラミックコーティングの先駆者であるFEYNLABの代表的な製品。STEP1+STEP2+STEP3+TOP COATの4層構造で高い耐久性と保護性能を発揮します。

被膜の特長: キズを自己修復する固い被膜
膜厚: 4層構造/最大~10ミクロン
おすすめの方: 日常使いの車で洗車キズを気にする方
持続年数: 7年程度
施工日数: 3日

FEYNLAB HEAL PLUS メンテナンスガイド

大切な愛車の美しさを最大限に長く維持するために。

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FEYNLAB CERAMIC

FEYNLABの代表的なコーティングシリーズで、バランスの取れた性能と価格が特徴。オリジナルセラミック(version2)は5年の耐久性を持ち、高い光沢と保護性能を両立させています。

撥水性、防汚性、耐紫外線性に優れたこのコーティングは、一般的な使用条件であれば5年間の保護性能を発揮します。価格と性能のバランスが良く、多くのお客様に選ばれているスタンダードなコーティングです。

被膜の特長: バランスの取れた保護被膜
膜厚: 3層構造/最大~5ミクロン
おすすめの方: コストパフォーマンスを重視する方
持続年数: 5年程度
施工日数: 2〜3日

FEYNLAB CERAMIC ULTRA Ver.2メンテナンスガイド

最高峰のセラミックコーティングのメンテナンスガイド。

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FEYNLAB MATTE CERAMIC

マット塗装専用のユニークなコーティング。通常のコーティングはマット仕上げの質感を損なう可能性がありますが、MATTE CERAMICはマット塗装の質感を維持しながら保護性能を発揮します。

一般的なセラミックコーティングでは対応できないマット塗装車両のために特別に開発されたこの製品は、マット特有の質感を保持しつつ、紫外線や環境ダメージから塗装を保護します。

被膜の特長: マット質感を維持する特殊被膜
膜厚: 2層構造/最大~3ミクロン
おすすめの方: マット塗装車のオーナー
持続年数: 3年程度
施工日数: 2日

FEYNLAB MATTE CERAMIC メンテナンスガイド

マット塗装の美しさを最大限に引き出し、長期間維持するために。

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製品選びのポイント

  • お車の使用環境:屋外駐車が多い方には耐久性の高いCeramic Pro IONがおすすめ
  • 予算と所有期間:長期所有の方にはCeramic Pro IONまたはHEAL PLUSがおすすめ
  • 重視する性能:最高の耐久性と光沢を求める方にはCeramic Pro ION
  • マット塗装車:MATTE CERAMICのみ対応可能

コーティング比較 – ガラスコーティングとセラミックコーティング

ガラスコーティングとセラミックコーティングの耐久性比較

耐久性 (%) 0 20 40 60 80 100 経過年数 1年 2年 3年 5年 7年 10年 ガラスコーティング セラミックプロ ヒールシリーズ セラミックシリーズ マットセラミック

コーティングの選び方

それぞれのコーティングにはメリット・デメリットがありますが、愛車を長く美しく保つためには、セラミックコーティングをおすすめします。特に以下のポイントを考慮して選ぶと良いでしょう。

1. 使用期間と予算

長期間愛車に乗り続ける予定で、初期投資ができる方にはセラミックコーティングが最適です。特に「セラミックプロ」は最長10年の耐久性を誇ります。

2. 使用環境・条件

過酷な環境(塩害地域、酸性雨が多い地域、屋外駐車が多いなど)では、耐薬品性・耐候性の高いセラミックコーティングがおすすめです。また高級車や資産価値を維持したい方にもおすすめです。

3. 求める効果

洗車の容易さを重視する方、傷がつきやすい環境で使用する方、自己修復機能を求める方は「FEYNLAB」のHEALシリーズがおすすめです。また、マット仕上げの車両には専用のMATTE CERAMICのみ選択可能です。

初期費用はやや高めですが、その分だけ満足度・持続性・多機能性に優れる投資価値の高い選択肢です。お車の使用環境・ご予算・好みに合わせて、最適なプランをご提案いたします。

施工工程 – 下地づくりの重要性

どんなに優れたコーティング剤を施しても下地が悪ければ塗装面にしっかり付着してくれません。決め手は超平滑塗装面をつくること。平滑塗装面とは、塗装表面の凹凸が少なく、平滑な仕上げを施した塗装のことを指します。平滑性の良好な塗装は「肌が良い」とも表現されます。

職人ならではの研磨技術

最高の仕上がりのために徹底した下地づくりを行います。たとえばポリッシャーによる磨きではどのクルマも同じマニュアル的な磨きではなく、そのクルマの塗膜の状態に合わせて専門の職人が研磨を行います。クルマや塗膜の状態に応じてコンパウンドを選び、磨く箇所によってバフ(研磨パッド)やポリッシャーを使いわけています。

たっぷり時間をかける下処理工程

1

洗車・ケミカルクリーニング

クルマと向き合う最初の工程。酸性・アルカリ性ケミカルを使い分け隅々までクリーニングしていきます。

2

徹底したクリーニング

普段掃除が行き届かないドアヒンジやエンブレム部分まで専用の道具を使って汚れを落とします。

3

鉄粉除去・タール除去

専用粘土を使いながらボディに刺さった鉄粉と付着したタールを除去していきます。

4

ポリッシング・脱脂

一番時間をかける作業です。この出来次第でコーティングの仕上がりが決まります。

5

細かな部分の清掃

ポリッシングのあと磨き残しがないかを確認しながら清掃を行います。

6

仕上げ

コーティング剤塗布前の最終チェック。ライトを当てながらキズの消し込みを確認します。

セラミックコーティングオプション

GLASS – ウィンドウガラスコーティング

高い撥水性と優れた耐久性を持つウィンドウガラスコート。ワイパー等の摩擦にも耐える優れた耐摩耗性を持ち、長期間にわたって性能を発揮します。防汚性にも優れガラスの汚れを軽減します。

LEATHER – レザーコーティング

本革インテリアの保護コーティングです。本革に付着する埃や汚れを軽減し美しさを維持します。さらに優れた撥水性を持ちドリンク等の液体がこぼれても撥水し簡単に拭き取ることが可能でシミになるのを防ぎます。

PLASTIC – プラスチックコーティング

内外装用プラスチックやゴム用のコーティング剤です。施工箇所に適度な光沢を出し、紫外線による劣化を軽減します。

WHEEL&CALIPER – ホイール&キャリパーコーティング

特に過酷な環境にあるホイール等の足廻りやマフラー等の専用コーティング剤です。耐熱性能が高いので高温下でも疎水性、防汚性を発揮します。ダストをつきにくくし普段の掃除を楽にします。

※表示価格はすべて税込価格です。
※車両の状態によっては追加料金が発生する場合がございます。
※詳しくはスタッフまでお問い合わせください。